
こんにちは!「税理士補助スタッフのしごと帖」を運営しているゆずまるです。
「電卓やテンキーを、もっと速く正確に打てるようになりたい」「銀行に入ると数字の早打ちテストがあると聞いて不安…」という方はいませんか。
そんな方に向けて、伝票をめくりながら金額を打ちこむ練習ゲーム「ゆず打(ゆずだ)」を作りました!無料で、会員登録もインストールもいりません。パソコンでもスマホでも、ブラウザで開くだけで遊べます。
この記事でわかること
- ゆず打でできることと、遊び方
- 3つのコースと、電卓のタイプのえらび方
- 電卓・テンキーを速く正確に打つコツ
もくじ
新入行員のころ、早打ちテストに落ちました
私は以前、銀行で10年ほど働いていました。銀行の仕事は、数字を1つ打ちまちがえるだけで大ごとになります。そのため新入行員は、数字を速く正確に打つ練習をたくさんして、テストも受けます。
このテストで使うのは、じつは電卓ではなく「ジャーナル」という機械でした。打ちこんだ内容が、タイプライターのようにロール紙へ印字されていくものです。
ただ、新入行員はとにかくたくさん練習するので、ロール紙がもったいないんですよね。当時はジャーナルをあまり触らせてもらえず、私は電卓で練習していました。
そして迎えた本番。ジャーナルを触ってみるとボタンが重くて、打ち損じを連発。結果は、なんと不合格でした。
これには上席も焦ったようで、次の日からは気兼ねなくジャーナルで練習できるようになりました。おかげさまで、指の筋肉もしっかり鍛えられました。
ふり返ると、本番と同じ道具で練習することが大事だったのだと思います。ゆず打で電卓の配列をえらべるようにしたのも、ふだん使う道具に近い形で練習してほしいからです(ボタンの重さまでは再現できませんが…)。
銀行で働いて身についたことは、こちらの記事にも書いています。
今は税理士事務所で働いていますが、数字を打つ場面は変わらずたくさんあります。タイピングの練習ゲームのように、電卓やテンキーもゲーム感覚で練習できたらいいなと思い、作ってみたのがゆず打です。
ゆず打はこんなゲームです
画面に出てくる伝票の金額を、テンキー(または画面の電卓)で打ちこみます。打ち終わったら Enter か + で伝票をめくって、次の伝票へ。制限時間のうちに何枚めくれるかに挑戦するゲームです。
実際に遊んでいる様子は、こちらの動画(43秒)で見られます。再生すると音が出ます。
- まちがえたキーは入力されません:正しいキーを打つまで先に進めないので、正確に打つクセがつきます
- ノーミスが続くと時間がのびます:ミスなしの伝票が5枚つづくたびに、制限時間が少し増えます
- 結果は「定時」か「残業」:ノルマをこえると「定時であがれました!」、足りないと「残業 ◯枚…」と出ます
- 称号がもらえます:めくった枚数に合わせて、「締め日のエース」などの称号がつきます
案内役は、私ゆずまるです。ミスをするとあせり、ノーミスが続くとよろこびます。
ゆず打は、AI(Claude Code)と相談しながら作りました。AIを使ったものづくりについては、こちらの記事もどうぞ。
遊び方
- 電卓のタイプをえらぶ:テンキー・カシオ配列・シャープ配列の3つがあります
- コースをえらぶ:テンキーの 1・2・3 を押してもスタートできます
- 伝票の金額を打って、めくる:打ち終わったら Enter か + を押します
スマホやタブレットでは、画面の電卓をタップして遊べます。
コースは3つ
| コース | 金額のケタ数 | 制限時間 | ノルマ |
|---|---|---|---|
| ゆるっとコース | 3〜4ケタ | 60秒 | 20枚 |
| しっかりコース | 4〜6ケタ | 90秒 | 30枚 |
| ばりばりコース | 6〜8ケタ | 120秒 | 40枚 |
はじめての方は「ゆるっとコース」からどうぞ。慣れてきたら、ケタ数の多いコースに挑戦してみてください。
カシオ配列とシャープ配列もえらべます
電卓は、メーカーによってキーの並びが少しちがいます。数字の並びは同じですが、0 や + の位置が変わります。
- カシオ配列:0 がいちばん左。= は 3 の下で、右はしに大きい + があります
- シャープ配列:0 は 1 の下。数字のすぐ右に大きい + があります
ふだん使っている電卓に近い配列をえらんで、スマホやタブレットで練習できます。パソコンのテンキーで遊ぶときは「テンキー」のままで大丈夫です。
注意
各社の実務電卓の一般的な並びを参考にしたもので、すべての機種と同じではありません。お手持ちの電卓と見くらべてみてください。
私が愛用している電卓(シャープ EL-N942C)は、こちらの記事で紹介しています。
電卓・テンキーを速く正確に打つコツ
指の置き場所を決める
テンキーは、人さし指を 4、中指を 5、薬指を 6 に置くのが基本です。5 には小さなポッチがついているので、手元を見なくても位置がわかります。
そこから、たての列ごとに使う指を決めます。
- 7・4・1 は人さし指
- 8・5・2 は中指
- 9・6・3 は薬指
- 0 は親指、Enter と + は小指
手元を見ない
目は伝票に向けたまま、指の感覚だけで打つ練習をします。ゆず打には、次に打つキーを画面で光らせる「ガイド」があります。慣れてきたら、右上のボタンでオフにしてみてください。
まず正確さ、スピードはあとから
はじめから速く打とうとすると、ミスが増えがちです。ゆっくりでもノーミスで打てるようになってから、少しずつスピードを上げるのがおすすめです。
ポイント
1回は1〜2分で終わります。長くやるより、毎日少しずつ続けるほうが指が覚えてくれます。
電卓の検定や仕事の練習にもなる?
伝票をめくりながら計算する「伝票算」は、電卓の検定の種目にもなっています。
ゆず打は、伝票の金額を「見て、正確に打つ」ことをくり返す練習です。合計を出して答える本番の伝票算とは形がちがいますが、数字を見たらすぐ指が動くようにする土台づくりに使えます。
パソコンのテンキーと電卓は、数字の並びが同じです(上の段が 7・8・9)。テンキーで身につけた指の動きは、電卓にもそのまま生かせます。
よくある質問
お金はかかりますか?
無料です。会員登録もいりません。
スマホでも遊べますか?
遊べます。画面に出てくる電卓をタップしてください。
記録は保存されますか?
コースごとの自己ベストが、お使いのブラウザの中に保存されます。別のスマホやパソコンには引き継がれません。
音は消せますか?
画面の右上にある「おと」のボタンで、オン・オフを切りかえられます。
もう1つ、経理部の新入社員研修という設定のクイズゲーム「研修ナビ」も作りました。こちらは、簿記3級くらいの仕訳を〇×と4択で解くゲームです(少しだけ不穏です)。
まとめ
この記事のまとめ
- ゆず打は、伝票をめくって金額を打ちこむ、無料の電卓・テンキー練習ゲーム
- コースは3つ。テンキー・カシオ配列・シャープ配列をえらべる
- コツは、指の置き場所を決めること、手元を見ないこと、まず正確に打つこと
新入行員の方も、経理や会計事務所で働く方も、すきま時間の練習にぜひ使ってみてください。
「こんなコースがほしい」「ここが使いにくい」などのご感想は、お問い合わせからお寄せください。




