
こんにちは!「税理士補助スタッフのしごと帖」を運営しているゆずまるです。
「銀行員を辞めたい。でも、なかなか辞められない」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
私は銀行で10年ほど働いたあと、30代で税理士事務所に転職しました。銀行にいたあいだは、毎日のように「辞めたい」と思っていました。それでも、実際に辞めるまでには10年かかっています。
この記事では、私が銀行員を辞められなかった理由と、その理由が変わったときのことをお話しします。「自分の辞められない理由はどれだろう」と考えるきっかけになれば嬉しいです。
この記事でわかること
- 毎日辞めたかったのに、10年辞められなかった6つの理由
- いちばん大きかった理由
- 辞められない理由が変わったきっかけ(辞めるタイミング)
- 10年いてよかったこと、もっと早く動けばよかったこと
- 辞めたいのに辞められない銀行員の方へ
もくじ
- 毎週日曜日、昼過ぎから「明日しごとだ…」
- 私が銀行員を辞められなかった6つの理由
- ① 年数が浅いうちは、辞めちゃいけないと思っていた
- ② 内定を喜んでくれた家族が、悲しむと思った
- ③ 産休・育休をとって、辞めるタイミングを失った
- ④ 自分が辞めたら、チームのみんなに迷惑がかかる
- ⑤ 転職できるスキルがないと思っていた
- ⑥ 福利厚生がよく、ネームバリューもあった
- 誰にも相談しませんでした
- 転職の準備も、していませんでした
- 「辞めない理由」が変わったのは、小1の壁を考えたとき
- 10年いてよかったこと、もっと早く動けばよかったこと
- よかったこと:10年の経験を評価してもらえた
- もっと早く動けばよかったこと:気持ちが楽になれた
- 辞めたいのに辞められない銀行員の方へ
- まとめ
毎週日曜日、昼過ぎから「明日しごとだ…」
辞めたいと思うのは毎日でしたが、本気で辞めたいと思うのは、毎週日曜日でした。
日曜日の昼過ぎくらいになると、「明日しごとだ…」と頭の中がぐるぐるして、本当に嫌な気分でした。「会社、なくなってないかな…」と考えるくらいです(笑)。
当時は、社会人はみんなこうなるものだと思っていました。でも、今は全然そんなことはありません。日曜日も「仕事か〜、ちょっとめんどうだな」くらいです。
私が銀行員を辞められなかった6つの理由
毎週のように辞めたいと思いながら、なぜ10年も辞めなかったのか。ふり返ると、理由は6つありました。
① 年数が浅いうちは、辞めちゃいけないと思っていた
最初の支店にいたころは、まだ働いた年数が浅かったので、「きつくても辞めちゃいけない」と思っていました。
② 内定を喜んでくれた家族が、悲しむと思った
銀行に内定が出たとき、両親や祖父母がすごく喜んでくれました。辞めたら悲しむかな、という気持ちもありました。
③ 産休・育休をとって、辞めるタイミングを失った
その後、産休・育休を2回とりました。「育休をとるなら、絶対に復帰しないといけない」と考えていたので、辞めるタイミングを失っていました。
④ 自分が辞めたら、チームのみんなに迷惑がかかる
次の支店にいたころは、人事異動や体制の変更がさかんに行われていました。そんな中で自分が辞めたら、ほかの人に迷惑がかかると思って、なかなか辞められませんでした。
6つの中で、いちばん大きかったのがこの理由です。特に、チームのみんなに迷惑をかけたくありませんでした。
⑤ 転職できるスキルがないと思っていた
「銀行員は、なかなか転職できない」という話を見聞きしていました。私は窓口の仕事が長かったので、なおさら「転職できるスキルがない」と思い、踏み切れませんでした。
⑥ 福利厚生がよく、ネームバリューもあった
銀行は福利厚生がよく、ネームバリューもあります。これを手放すのも、辞められない理由の一つでした。
あなたの「辞められない理由」はどれですか?
- 年数が浅いから、まだ辞めちゃいけない
- 家族が悲しみそう・反対しそう
- 産休・育休をとったから、辞めにくい
- 辞めたら、周りに迷惑がかかる
- 転職できるスキルがない
- 福利厚生やネームバリューを手放せない
いくつ当てはまりましたか?私は、全部でした。
誰にも相談しませんでした
辞めたいことは、家族や友だちにも相談しませんでした。「辞めたい」と言葉にしたら、仕事を続けるのがもっとつらくなると思ったからです。
転職の準備も、していませんでした
転職のための準備も、何もしていませんでした。税理士事務所の求人を見て、その日に転職活動を始めています。
求人を見つけてから退職を伝えるまでの流れは、こちらの記事に書いています。
「辞めない理由」が変わったのは、小1の壁を考えたとき
辞められない理由が変わったのは、子どもの「小1の壁」を考えたときです。「小1の壁」とは、子どもが小学校に入ると、保育園のころより預けられる時間が短くなるなどして、仕事との両立がむずかしくなることをいいます。
当時の勤務先は、自宅から遠い場所にありました。そこで、自分に2つのことを問いかけました。
自分に問いかけたこと
- 遠くても働き続けるだけの魅力が、この会社にあるだろうか?
- 定年まで、ここで働くビジョンを描けるだろうか?
そのとき、私は定年まで働いている自分を、イメージできませんでした。それなら、年齢的にも早めに動いたほうがいい、と考えました。
それまでの私は、「周りに迷惑がかかるか」「家族が悲しむか」など、周りのことを理由にしていました。このときはじめて、「自分がこの会社で働き続けたいか」を考えたように思います。
10年いてよかったこと、もっと早く動けばよかったこと
よかったこと:10年の経験を評価してもらえた
転職活動では、「銀行に10年いた」という点を評価してもらえていたようです。なので、10年いたことはプラスにとらえています。
銀行で身につく強みは、こちらの記事にまとめています。
もっと早く動けばよかったこと:気持ちが楽になれた
ただ、もっと早く転職していれば、気持ち的に楽になれたのかな、とも思っています。毎週日曜日に「明日しごとだ…」と落ちこんでいた時間を思うと、なおさらです。
辞めたいのに辞められない銀行員の方へ
周りがどうかということより、「自分がどうしたいか」という軸で考えて決めてもいいのではないでしょうか。
周りの環境は、どんどん変わっていきます。私がいた支店でも、人事異動や体制の変更がくり返されていました。
そのときに「なぜあのとき決断しなかったんだろう」と後悔してほしくない、と思っています。辞めるか、残るか。どちらを選ぶとしても、自分で決めることが大切だと思います。
辞めると決めたときに、上司や面接で退職理由をどう伝えたかは、こちらに書いています。
体調を崩しているときは
心や体がつらいときは、大きな決断の前に、まず休むことを優先してください。一人で抱えこまず、お医者さんや身近な人に相談してみてくださいね。
この記事の内容は、掲示板風の会話にした動画(約5分)でもお話ししています。さくっと見たい方は、こちらもどうぞ。再生すると音が出ます。
まとめ
この記事のまとめ
- 毎日辞めたいと思い、毎週日曜日は本気で辞めたかった
- 10年辞められなかった理由は6つ(年数が浅い・家族・産休育休・迷惑・スキル・福利厚生とネームバリュー)
- いちばん大きかったのは「チームのみんなに迷惑がかかる」
- 誰にも相談せず、転職の準備もしていなかった
- 小1の壁を考え、定年まで働く自分をイメージできなかったことで動いた
- 10年の経験は転職で評価された。ただ、もっと早く動けば気持ちは楽だったかも
- 周りより「自分がどうしたいか」で決めていい
銀行と税理士事務所、どちらがきついかは、こちらの記事でくらべています。
同じように悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。




