
こんにちは!「税理士補助スタッフのしごと帖」を運営しているゆずまるです。
「銀行を辞めるとき、上司に退職理由を何と言えばいい?」「転職の面接で、銀行を辞める理由を聞かれたらどう答える?」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
私は銀行で10年ほど働いたあと、30代で税理士事務所に転職しました。上司に伝えるときも、転職先の面接でも、伝えたのは「専門性を高めたい」という前向きな理由だけです。
この記事では、私が実際に伝えた退職理由と、伝えるときにいちばん緊張したこと、そしてパターン別の例文をまとめました。
この記事でわかること
- 元銀行員の私が、上司(副支店長)に伝えた退職理由
- 退職を伝えるときに、いちばん緊張したこと
- 転職の面接で伝えた転職理由と、窓口の経験の伝え方
- 銀行員の退職理由・転職理由の例文(パターン別)
もくじ
上司(副支店長)に伝えた退職理由
退職を伝えた相手は、当時の副支店長です。伝えたのは、次のようなことでした。
副支店長に伝えたこと
- 「転職先が決まったので」
- 「FP1級を取って、もっと専門性を高めたいと思ったので、税理士事務所に転職することにしました」
辞めたい理由はほかにもありましたが、伝えたのは自分の専門性を高めるため、という前向きな理由です。
いちばん緊張したのは「お時間よろしいでしょうか?」
退職を伝えるときで、いちばん緊張したのは、副支店長に「このあと、お時間よろしいでしょうか?」と声をかけるときでした。
副支店長はいつも忙しくしていますし、ふだんはあまりかかわりがありません。声をかけるまでが、いちばんどきどきしました。
引き止められるかと思ったら「がんばってね」
引き止めにあうかと思っていたのですが、副支店長からは「がんばってね」と、温かい声かけをいただけました。
本当の理由は、伝えませんでした
銀行を辞めたいと思った理由は、ノルマや人間関係、職場の空気、子育てとの両立など、いろいろありました。最終的に退職を決めたのは、子どもの「小1の壁」を考えたときです。
ただ、退職を伝えるときは、そうした理由は言わずに、前向きな理由だけを伝えました。
退職を決めるまでのことは、こちらの記事に書いています。
毎日辞めたかったのに、なぜ10年辞められなかったのかは、こちらにまとめています。
転職の面接で伝えた転職理由
税理士事務所の面接でも、転職理由は「専門性を高めたいから」と伝えました。ここでも、前向きなことしか言っていません。
FPなどの資格の勉強をしていたことは、面接で評価してもらえたと感じています。面接で伝えたことは、こちらの記事にくわしく書いています。
窓口の経験は、受付した手続きで伝えました
銀行では、窓口の仕事が長かったです。面接では、ローカウンター(窓口)での経験として、受付をしていた手続きを伝えました。
| 受付していた手続き | どんな手続き? |
|---|---|
| 口座開設 | 新しく口座をつくる手続き |
| 諸届 | 住所や名前の変更などの届け出 |
| 外貨預金 | 外国のお金での預金 |
| 相続 | 亡くなった方の預金の手続き |
| 成年後見 | 後見人の方の届け出など |
「窓口の仕事」とひとことで言うより、何の手続きをしていたかを具体的に伝えると、どんな経験があるのかが伝わりやすいと思います。
銀行員の退職理由・転職理由の例文(パターン別)
ここからは、パターン別の例文です。私の経験をもとにしたひな形なので、そのまま使うのではなく、ご自分の体験に置きかえて使ってください。
上司に退職を伝えるとき
例文:専門性を高めたい(私の場合)
お忙しいところ申し訳ありません。このたび転職先が決まりましたので、退職のご相談にまいりました。FP1級の勉強を通じて、税務の専門性をもっと高めたいと考えるようになり、税理士事務所に転職することにしました。
声をかけるときは、「このあと、お時間よろしいでしょうか?」と、先に時間をもらうのがおすすめです。
面接で転職理由を聞かれたとき
例文1:専門性を高めたい
銀行の窓口で、口座開設や諸届、相続などの手続きを受付してきました。お客様の手続きにかかわるなかで、税金や会計をより専門的に学びたいと考えるようになり、税務の専門性を高められる仕事を志望しました。
例文2:窓口(テラー)から事務職へ
窓口では、正確さとスピードが求められる手続きを、毎日くり返してきました。これからは、その正確さを生かして、数字を扱う仕事に腰をすえて取り組みたいと考えています。
例文3:子育てと両立したい
子育てと両立しながら、長く働き続けられる環境で、これまでの経験を生かしたいと考えました。限られた時間の中でも、期限を守って責任を持って仕事を進めます。
本音を、前向きな言い方にするなら
「ノルマがきつい」「人間関係がつらい」が本音でも、そのまま伝える必要はありません。たとえば、次のように言いかえることができます。
| 本音 | 前向きな言い方の例 |
|---|---|
| ノルマがきつい | お客様一人ひとりと、長く向き合える仕事がしたい |
| 人間関係がつらい | 自分の担当を、責任を持って進められる働き方がしたい |
| 通勤が大変 | 通勤の負担を減らして、長く働き続けたい |
税理士事務所の「担当制」の働き方については、こちらに書いています。
退職理由を伝えるときに大切だと思うこと
私が気をつけたこと
- 転職先が決まってから伝えた
- 理由は前向きな理由だけにした
- 忙しい上司には、「このあと、お時間よろしいでしょうか?」と先に声をかけた
退職を伝える時期や手続きは、会社の決まり(就業規則)で決まっていることが多いので、あらかじめ確認しておくと安心です。
面接で聞かれる志望動機については、例文つきでこちらにまとめています。
この記事の内容は、掲示板風の会話にした動画(約6分)でもお話ししています。さくっと見たい方は、こちらもどうぞ。再生すると音が出ます。
まとめ
この記事のまとめ
- 上司(副支店長)には「転職先が決まったので」と伝え、理由は「専門性を高めたい」にした
- いちばん緊張したのは「このあと、お時間よろしいでしょうか?」と声をかけるとき
- 引き止めはなく、「がんばってね」と温かく送り出してもらえた
- 本当の理由(職場の空気・子育てなど)は言わず、面接でも前向きな理由だけを伝えた
- 窓口の経験は、受付した手続き(口座開設・諸届・外貨預金・相続・成年後見)で具体的に伝えた
これから銀行を辞める方、転職を考えている方の参考になれば嬉しいです。





