
こんにちは!「税理士補助スタッフのしごと帖」を運営しているゆずまるです。
「気象予報士と税理士、むずかしいのはどっち?」と気になっている方はいませんか。
先日、アイドルグループM!LKの曽野舜太さんが、気象予報士試験に挑戦している動画を見ました(曽野舜太さんのYouTube「運命の合格発表。」)。うまくいったところも、そうでないところも、ありのままを見せてくれていて、とても励まされました。
私も、税理士事務所で働きながら、税理士試験の勉強をしていたことがあります。この記事では、2つの試験のしくみを公式の情報でくらべながら、仕事と子育てをしながら勉強した私の体験と、「勉強は孤独」という話をします。
この記事でわかること
- 気象予報士試験と税理士試験の、しくみのちがい
- 難易度をくらべると、どこがちがうのか
- 働きながら・子育てしながら、勉強の時間をどう作ったか(私の場合)
もくじ
気象予報士試験は「学科2科目+実技」
気象予報士試験は、学科試験と実技試験でできています。
- 学科は「予報業務に関する一般知識」と「予報業務に関する専門知識」の2科目。マークシート方式です
- 実技は、天気図などの資料を読んで答える記述式です
- 受験資格の制限はありません
- 試験は年2回あります
- 学科に合格すると、申請すれば、合格発表日から1年以内に行われる試験で、その科目が免除になります
合格率は、1994年の第1回からの通算で約5.5%です。おおよそ20人に1人という、きびしい試験です。
出典:一般財団法人 気象業務支援センター「気象予報士試験」、試験結果
税理士試験は「11科目から5科目を積み上げる」
税理士試験は、11科目の中から5科目に合格すると、税理士試験の合格者になります。
- 会計学の2科目(簿記論・財務諸表論)は必須
- 税法は3科目を選ぶ。そのうち、所得税法か法人税法のどちらか1科目は必須
- 科目合格制なので、一度に5科目を受ける必要はなく、1科目ずつ受けて積み上げられます
- 合格基準は、各科目とも満点の60%
- 試験は年1回、8月です
科目ごとの合格率は、令和4年度だと、次のとおりでした。
| 科目 | 合格率 |
|---|---|
| 簿記論 | 23.0% |
| 財務諸表論 | 14.8% |
| 所得税法 | 14.1% |
| 法人税法 | 12.3% |
| 相続税法 | 14.2% |
| 消費税法 | 11.4% |
出典:国税庁「税理士試験の概要」、令和4年度(第72回)税理士試験結果
難易度をくらべると、「むずかしさの種類」がちがう
2つの試験をならべてみると、こうなります。
| 気象予報士 | 税理士 | |
|---|---|---|
| 合格の形 | 学科と実技をそろえる | 5科目を積み上げる |
| 合格率 | 通算で約5.5% | 科目ごとに10〜20%台 |
| 試験の回数 | 年2回 | 年1回 |
| むずかしさ | 一発の重さ | 続ける重さ |
どちらが上かは、言い切れないと思います。気象予報士は、合格率約5%の試験で学科と実技をそろえる「一発の重さ」。税理士は、5科目を何年もかけて積み上げる「続ける重さ」。むずかしさの種類がちがう、というのが私の感想です。
子育てしながら、税理士試験を勉強した私の場合
私が受けたのは、簿記論・財務諸表論・消費税法の3科目です。2年くらい勉強しました。
結果は、落ちました!
勉強の時間は、朝早く起きて勉強するのと、会社の昼休みです。1日2時間くらいでした。子どもがいるので、まとまって使える時間は、朝と昼休みくらいしかありませんでした。
ちなみに、FP1級も、1回目は不合格でした。銀行員時代の育休中に勉強して、2回目で合格しています。
「勉強は孤独」だと感じた理由
曽野さんの動画で「勉強は孤独」という言葉を聞いて、まさにその通りだと思いました。私が孤独だと感じたのは、こんなところです。
- 大人になると、まわりに勉強している人がほとんどいない
- 子どもがいるので、外で勉強するわけにもいかず、家でひとりで勉強していた
- 会社でも、勉強しているのは私だけだった
学生のころのように、同じ目標に向かう仲間がそばにいるわけではありません。環境的にも、ひとりで勉強している感じでした。
ありのままを見せてくれる姿に、励まされる
曽野さんの動画に励まされたのは、受かっても落ちても、ありのままを見せてくれるところです。
芸能人は、キラキラした姿だけを見せることもできるのに、努力している姿も、うまくいった部分も、そうじゃないところも見せてくれる。だからこそ人間味があって、一緒に頑張っている気持ちにさせてくれます。
次は1月の実技試験に挑戦すると発表されています。心から応援しています!
働きながら資格の勉強をしている方へ
勉強は孤独です。でも、画面の向こうにも、同じように頑張っている人がいます。そう思うと、もう少しだけ頑張れる気がします。
私は簿記を持たずに税理士事務所に入り、働きながら勉強を続けてきました。そのときのことは、こちらの記事に書いています。
この記事のまとめ
- 気象予報士試験は、学科2科目+実技。合格率は通算で約5.5%
- 税理士試験は、11科目から5科目。科目合格制で、1科目ずつ積み上げられる
- 難易度は、気象予報士が「一発の重さ」、税理士が「続ける重さ」。むずかしさの種類がちがう
- 私は朝と昼休みで1日2時間くらい勉強した。勉強は孤独だけど、頑張っている人の姿に励まされる


