【実録】5月の税理士事務所は「労働はクソ」?3月決算の繁忙期を乗り切るリアルな本音

働き方・キャリア

こんにちは!「税理士補助スタッフのしごと帖」を運営している、ゆずまるです。元銀行員として10年ほど働き、FP1級を取得したのを機に「もっと専門的なスキルを磨きたい!」と、現在は税理士事務所で補助スタッフとして働いています。

ゴールデンウィークが終わり、世間では「休みが終わっちゃった……」と五月病気味の方も多いかもしれません。ですが、私たち税理士事務所のスタッフにとって、5月は五月病になっている暇さえありません。なぜなら、1年で一番過酷な「確定申告期」の次に忙しい、魔の「3月決算申告」が待ち構えているからです。

今回は、そんな5月の忙しさのリアルと、先日行ってきた「呪術廻戦展」でのエピソードを交えつつ、繁忙期をどう生き抜くかについてお話ししたいと思います。

なぜ5月の税理士事務所はこんなに忙しいのか?

税理士事務所に馴染みのない方からすると、「2月・3月の確定申告が終わったら暇になるんじゃないの?」と思われるかもしれません。しかし、実は5月こそが補助スタッフにとっての正念場なんです。

日本の法人の多くは「3月決算」を採用しています。そして、税金の申告期限は原則として「決算期末から2ヶ月以内」。つまり、3月決算の会社は5月末までにすべての書類を揃え、税金を計算し、申告書を提出しなければなりません。

この1ヶ月で、1年間の集計を行い、決算書を作り、前期と比較して「なぜ利益が増えたのか」「なぜ経費がこんなにかかっているのか」という増減分析を行わなければなりません。銀行員時代もノルマに追われて忙しかったですが、この「期限が絶対」というプレッシャーは、また違った種類のキツさがありますね…

現役スタッフが感じる「5月のリアルな大変さ」

「専門的な仕事でカッコいい」なんて言われることもありますが、現場はそんなにキラキラしていません。月次監査で毎月の数字を見ていても、決算となると話は別です。未払金の計上漏れはないか、在庫の計算は合っているか、減価償却費の計算にミスはないか……。パソコンの画面と睨めっこでもれなく眼精疲労、電卓は叩きすぎて指を負傷します。

特に増減分析は、単に数字を並べるだけでなく「社長にどう説明するか」を考える重要な工程です。できるだけ専門用語を使わずかみくだいて伝えるようにしていますが、その資料作成だけでもかなりのエネルギーを消耗します。

正直に言います。5月の私たちは、常に頭の中が数字と締切でパンパンです。「あ、あの会社の資料まだ届いてない……」「この仕訳、どう処理するのが正解なんだろう……」と、寝ても冷めても仕事のことが頭をよぎる。それが税理士補助スタッフの5月の現実です!

博多の「呪術廻戦展」でナナミンに共感した話

そんな殺気立った日々の中、先日博多で開催されている「芥見下々 呪術廻戦展」に行ってきました。みなさん呪術廻戦見ていますか?少しでも仕事のストレスを忘れたかったんですよね…

五条先生の元気すぎる足

そこで出会ったのが、私の推しでもある七海建人さん、通称ナナミン。彼は元証券マンという経歴を持つ呪術師なのですが、展示を見ながら彼のあの名言を思い出し、深く頷いてしまいました。

「労働はクソです」

……いや、本当に。心の中で「ナナミン……!」と叫び、あろうことか涙がこぼれ落ちそうになりました。もちろん仕事にやりがいは感じていますし、お客さんの役に立てるのは嬉しいです。でも、繁忙期の波に飲まれているときは、どうしても「労働はクソ」という境地に達してしまう瞬間があるんですよね…!

でも、ナナミンはこうも言っています。「小さな絶望の積み重ねが、人を大人にする」と。日々の入力作業や細かい数字のチェック、しわくちゃのレシート、合わない残高……そういった「小さな絶望」を一つずつ片付けていくことが、プロとしての成長に繋がるんだなと、展示を見ながら自分を鼓舞していました。息抜きで行ったはずなのに、結局仕事のことを考えてしまうのは職業病かもしれませんね。

「自分にもできそう」と思ってもらうための工夫

ここまで読んで「税理士事務所って大変そう……自分には無理かも」と思った方もいるかもしれません。でも、安心してください。こんなに大変な5月でも、なんとか乗り切る方法はあります。

私は最近、少しでも「クソな労働」を快適にするために、ExcelのVBAやPython、さらにはAIを使った業務改善に力を入れています。例えば、今まで手作業で1時間かかっていたデータの加工を、AIにスクリプトを書いてもらって5分で終わらせる。そうやって生まれた浮いた時間で少しでも自分を労わるようにしています。

税理士業界はまだまだアナログな部分が多いですが、だからこそ少しのITスキルがあるだけで、自分自身を助けることができるんです。これからこの業界を目指す方や、今まさに繁忙期で疲弊している同業の方には、「頑張りすぎないための技術」を身につけることを全力でおすすめしたいです。

まとめ

5月の税理士事務所は、3月決算の申告が重なり、1年の中でも指折りの繁忙期です。法人担当を抱えているスタッフにとっては、精神的にも肉体的にもハードな時期であることは間違いありません。

今回お伝えしたかったポイントは以下の3つです。

・5月は「3月決算」の申告期限が重なるため、確定申告並みに忙しい
・「労働はクソ」と思う瞬間があっても大丈夫。みんなそう思っている(笑)
・大事なのは息抜きと、ITツールを駆使した業務効率化で「自分の時間」を守ること

私も含め、今まさに5月末の締切に向けて戦っている皆さん、本当にお疲れ様です!たまには好きなアニメの展示に行ったり、美味しいものを食べたりして、適度に「労働はクソ」と吐き出しながら、一緒にこの山を乗り越えていきましょう。

この記事が、同じように働くスタッフさんや、税理士業界に興味がある方の支えになれば嬉しいです。それでは、また次回の記事でお会いしましょう!

▼この記事を書いた人▼
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税理士事務所で働く補助スタッフです。
入社3年目で、法人20件ほどの担当先を持ちながら、月次業務、決算業務、確定申告、相続税申告の補助などに携わっています。

前職は銀行員。FP1級取得をきっかけに、会計・税務の分野へ転職しました。
このブログでは、税理士事務所のしごと、経理・会計、Excelを使った業務改善について発信しています。

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